一二年合宿5話

副題   思いではわんきょくするからおもしろい。

5.いれてから言え


練習。それは班員にとって、なにより楽しく充実したものでなければならない。


と 班長は思っている。


幹部部屋では、これから行うお互いの班の練習内容に関して おれらは特に話し合わない。


だからこそ、当日 横のコートでこんなことがある









東條班女子「きゃーきゃー!たのしーい!!








他の班長「・・・ち、ちくしょう!!!あそこ楽しそうにしやがって!」







と、練習中に思ってしまうのです。(おれだけじゃなく)


班長としては となりがなにやっているのか とても気になるところ


そこで、ちらっと横のコートを見てみると。





なにやら コート外で筋肉トレーニングをやっている・・・・・・・・。




そうです。練習には 班長の色がでるのだ!



たとえ、テニスは筋肉で勝てると思っているならそれがすべてなのだ!




たぶん 人数多いからその合間にやらせてるだけだと思いますが。



時間がたつほど、あのグレーTシャツの色が冴えてきます




おれ「うーんありゃ班長は楽しいな。」





さらに 遠くのてつお班をみてみた。





ふむ。






てつおがうまい。






以上だ。(ち、赤Tシャツ着やがって)








うちの班は ダブルスメニューとボレースマッシュばかりやっていた。



もちろんサーブもやった。



つまり テニスは中身がすべてだ!見せかけではない!




と 二日酔いのおれは 思った。



コートは宿舎よりも 高い場所にあった。


見渡す限り 山。さらに見下ろせる。


風も涼しいし、水道からおいしい水でるしテニスをやるには もってこいの環境なのだ!


そして、お昼ご飯が宿舎から届いた!!!



カツ丼だ。




このカツ丼 なんと余った!



A「もったいないから誰かたべてよー。」




みんな「しーん。」




ここでも 会計としての試練が待ち受けていたのだった。(結局残したのか?)







午後練習がはじまった。



おもに 午前中に覚えた技術で 午後のゲーム練習になるわけだが あれですね



午前中サーブ練習して 午後、サーブからゲームで入らなかったらムカつくわけですね。



とゆーわけで、ゲーム前にいってやった。












おれ「サーブ入らない人はヒトとして最低です。」













ごめんなさい・・・・。(でも大事なことです)





しかし!さすがに班長!入らなかったら下打ち(アンダーサーブ)という基本を伝授!




そして 実践!








誰か「ぷ。したうちかよ。」







おい こ●た。







サーブいれてから言え。





と、風雲急に練習もおわり。



S皮班は グリップが泥まみれというハプニングいや必然)に見舞われながら 舞台は仮装へうつっていくのだ。


TO BE COUNTED